エコ花を育てて、心と環境に潤いを☆
エコ花を育てて、心と環境に潤いを☆
- LIFESTYLE
暖かな春は、花や植物を育てるのに最適な季節ですね!
花壇用の植物で、温暖化や大気汚染をやわらげる環境浄化能力の高い花があるのをご存知ですか?今回は「サンパチェンス」というエコな花をご紹介します♪
サンパチェンスとはこんな花
品種名の由来は「サン(Sun=太陽)+ペイシェンス(Patience=忍耐)」という2つの単語を組み合わせたもので、その言葉の通り、暑さや強い日差しに耐える特性があります。
オレンジやホワイト、ピンクなど色とりどりの鮮やかな花は、開花の持続性にも優れ、春から夏の高温期、秋の低温期にいたるまで長く楽しめます。
サンパチェンスのエコ活動
【温室効果ガスや大気汚染物質の吸収能力】
サンパチェンスは他の植物と比べて、地球温暖化や大気汚染の原因となる物質を吸収する能力が優れています。
同じ花壇用の植物と比べて、温暖化への影響が大きい二酸化炭素を4~6倍、自動車などの排気ガスに含まれる二酸化窒素を5~8倍、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドを3~4倍も多く吸収するといわれています。葉内に吸収した物質は体内で無害化され、養分として自身の成長に使われます。
【水質浄化能力】
サンパチェンスには、水中に溶けた窒素やリンなどの栄養塩類をすばやく吸収して除去し、体内に含有するという高い浄化能力もあります。
これらの物質は植物体を形成する上で必要ですが、多くなりすぎるとアオコや植物プランクトンが大発生し、外来の水生雑草が異常に繁茂する原因にもなります。
また、私たちが口にする魚介類も深刻な影響を受けます。サンパチェンスなど植物による水質質浄化は環境に優しい浄化方法なのです。
【避暑能力】
道路や露地に直接打ち水をするよりも、そこに植物があると持続的かつ効果的に気温が下がるといわれています。
育て方、ポイント
・植え付け期:4月~7月、開花期:5月~11月
・屋外の日当たりのよい場所か、半日陰の場所でよく育ちます。
・水が大好きな花なので、成長に応じて水やりの量を多くしていきましょう。
・咲き終わった花は根元からこまめに摘み取ることで、次々と新しい花が咲きます。
キレイな花を育てながら環境保護に繋がる活動が出来るなんて、素敵な取り組みですね。新しい季節、見た目にも華やかな花を育てて、心にも環境にも潤いを届けませんか?
この物語は、南アメリカの先住民に伝わるお話です。
森が燃えていました。森の生きものたちはわれ先にと逃げていきました。でも、クリキンディという名のハチドリだけはいったりきたり。口ばしで水のしずくを1滴ずつ運んでは、火の上に落としていきます。 動物たちがそれを見て 『そんなことをしていったい何になるんだ』といって笑います。クリキンディはこう答えました。
『私は、私にできることをしているだけ』【 ハチドリ 】
中南米と北米に生息する体長10センチ前後の鳥。ハチのように空中で静止して花の蜜を吸う時に「ブーン」という音を立てることが由来。
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