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木の実でエコなお洗濯☆

木の実でエコなお洗濯☆
  • LIFESTYLE

天日干しが気持ちの良い季節にエコなお洗濯はいかがでしょうか。
今回は、木の実を巾着に入れるだけで洗剤の代わりになる「ソープナッツ」をご紹介します。

ソープナッツとは？ 
ソープナッツとは、無患子（ムクロジ）の木の実を乾燥させたもので、日本では古くから洗濯に使われていたほか、殺菌作用が強いことから消毒薬としても活用されていたそうです。
このソープナッツには「サポニン」という界面活性剤（汚れを落とす成分）が含まれており、水と合わせて撹拌すると洗剤のように泡立ちます。自然の成分なので、合成界面活性剤の入った一般的な洗剤ほど泡の持続性や洗浄力はありませんが、日常の汚れ程度であれば十分に洗浄・殺菌することができます。

環境にも人にも優しい ソープナッツ
　近年、多くの合成洗剤に使用されている化学物質が水を汚染し、またプラスチックの廃棄が環境に大きな負荷をかけています。一方で、ソープナッツは天然の素材で、プラスチック容器を必要としません。繰り返し使うことができ、さらに泡立たなくなったナッツを、そのまま植物の根元に置いておけば、サポニンに含まれる土壌改良成分によって肥料になります。
また、合成洗剤のように化学物質が衣類に残ることもないので、敏感肌の方でも安心して使用することができます。

いざ、洗濯！
①ソープナッツをウォッシュバッグ（小さな巾着など）に5～10個入れます。
（ナッツの表皮や欠片が衣類に付くことがあるので、必ず入れてください。）
※洗濯槽の汚れを落とす効果もあるので、洗濯前に水とソープナッツだけで空洗いすることをオススメします！

②洗濯する衣類といっしょにソープナッツ入りのウォッシュバッグを洗濯機に入れて、通常通り洗濯します。
（ぬるま湯だと、より洗浄効果がアップしますが、衣類の素材によっては温水洗濯を避けた方が良い場合があるので、表示を確認してください。）

③すすぎは１回だけでＯＫで、柔軟剤も必要ありません。

④脱水後は、ウォッシュバッグごと乾燥させてください。



ソープナッツで洗濯すると、サポニンの繊維をやわらかくする作用で、柔軟剤なしでも衣類がふわふわに仕上がります！ソープナッツは通販でも購入できますので、是非お試しください♪

この物語は、南アメリカの先住民に伝わるお話です。
森が燃えていました。森の生きものたちはわれ先にと逃げていきました。でも、クリキンディという名のハチドリだけはいったりきたり。口ばしで水のしずくを１滴ずつ運んでは、火の上に落としていきます。 動物たちがそれを見て　『そんなことをしていったい何になるんだ』といって笑います。クリキンディはこう答えました。
『私は、私にできることをしているだけ』

【　ハチドリ　】
中南米と北米に生息する体長10センチ前後の鳥。ハチのように空中で静止して花の蜜を吸う時に「ブーン」という音を立てることが由来。


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最終更新日 2021年03月08日(月)