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蜜蝋エコラップでプラスチックフリーな生活を☆

蜜蝋エコラップでプラスチックフリーな生活を☆
  • LIFESTYLE

 7月1日よりレジ袋の有料化が始まるなど、プラスチックの使用量を削減しようという動きが進んでいますね。
 今回は、おうちで出来るプラスチックごみを減らす取り組み、「蜜蝋(みつろう)で作るエコラップ」をご紹介します!


蜜蝋エコラップって?
 蜜蝋とは、ミツバチの巣から採れる「ろう」のことで、抗菌・保湿効果があります。
 「蜜蝋エコラップ」は蜜蝋を布に染み込ませたもので、人肌と同じくらいの温度で形が変わり、程良い粘着性があるので、プラスチック製ラップフィルムと同じように容器に被せて使うことができます。洗って繰り返し使うことができ、環境にもおサイフにも優しいラップです。


蜜蝋エコラップのメリットと注意点
 例えばプラスチック製ラップフィルムを1日35cm使った場合、1年で127m分のプラスチックとその外装がゴミになります。蜜蝋エコラップに代えることで、これだけのプラスチックごみや、そこから発生するBPA(ビスフェノールA)など人体に有害な環境ホルモンの摂取量を減らすことに繋がります。
 蜜蝋エコラップの注意点としては、成分的に熱に弱いため、電子レンジや食器乾燥機には使用できません。また、熱湯消毒ができないので、肉や魚、油っぽいものを包むのは控えましょう。


作り方

《用意するもの》
・蜜蝋 ・綿の布(平織りコットン100%がおすすめです。)
・クッキングシート ・新聞紙 ・アイロン ・アイロン台

1.アイロン台の上に新聞紙、クッキングシートを乗せ、その上に布を置き、布の上に蜜蝋を広げます。
2.1の上にクッキングシートをもう1枚重ね、上から低温のアイロンをあて、蜜蝋を溶かします。
3.布全体に蜜蝋が行き渡ったら上のクッキングシートを取り、アイロンの熱が冷めるまで待ちます。
  完全に冷めたら、下のクッキングシートから布をはがして完成です。


お手入れの仕方
 汚れた時は、水やぬるま湯で洗って風通しの良い所で自然乾燥させます。(※洗剤を使う時は薄めて使いましょう!)
 高温になるとべたつくことがあるので、夏場は冷蔵庫で保管するのもおすすめです☆

 蜜蝋エコラップを自分で作るにはハードルが高いという方は、お店やネットで購入することもできます。手作りキットも売られているので、そちらもオススメです♪(↓下記サイトをご参照ください☆)
 地球を、そして自分と家族のからだを守るために、この夏から少しずつプラスチックフリーな生活を心掛けてみてはいかがでしょうか。

写真提供:株式会社KAWAGUCHI「布でつくる みつろうラップ」https://www.kwgc.co.jp/mitsurou

この物語は、南アメリカの先住民に伝わるお話です。
森が燃えていました。森の生きものたちはわれ先にと逃げていきました。でも、クリキンディという名のハチドリだけはいったりきたり。口ばしで水のしずくを1滴ずつ運んでは、火の上に落としていきます。 動物たちがそれを見て 『そんなことをしていったい何になるんだ』といって笑います。クリキンディはこう答えました。
『私は、私にできることをしているだけ』

【 ハチドリ 】
中南米と北米に生息する体長10センチ前後の鳥。ハチのように空中で静止して花の蜜を吸う時に「ブーン」という音を立てることが由来。


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最終更新日 2020年07月28日(火)