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野菜くずがお宝に☆べジブロス

野菜くずがお宝に☆べジブロス
  • LIFESTYLE

日も段々と長くなり、春らしい陽気になってきましたね♪
体調を崩しやすい季節の変わり目に、必要な栄養を摂れるだし「ベジブロス」はいかがでしょうか？

 

ベジブロスって何？
普段は捨ててしまうヘタ、皮、種、根などの野菜くずで作る「野菜だし」のことで、「ベジタブル」と、だしを意味する「ブロス」を組み合わせた造語です。
野菜くずには、ファイトケミカルという天然の化学物質がたくさん含まれており、特に抗酸化作用による老化防止や免疫力向上の効果があるといわれています。

ベジブロスの作り方
１．野菜くず（両手いっぱい分の量）を流水でしっかり洗い、水（１,３００ｍｌ）と一緒に大きめの鍋に入れる
　野菜くずは、ねぎの青い部分、大根の皮、ニンジンのヘタや皮、トマトのヘタ等お好みのものでＯＫ。
種類が多ければ多いほど美味しくなり、ファイトケミカルの摂取量も増えます。
※野菜の皮の残留農薬が気になる場合は、こすり洗いをするか、酢水や塩水に浸けておきます。２．火をつける前に、料理酒（小さじ１）を入れる
お酒が野菜の臭みを消し、うまみを引き出してくれます。

３．煮崩れしないように、２０～３０分間弱火で煮込む
※アクは取らなくても大丈夫です。

４．火を止めて、ザルでこせば完成！

ベジブロスの使い方と保存方法
出来上がったベジブロスは、そのまま味噌汁やスープなどの汁物や、カレーなどの煮込み料理に万能に使えます。
味噌汁は、水の代わりにベジブロスを鍋に入れ、あとは沸いたら味噌を溶くという、いつもの作り方と同じです。
カレーの場合はベジブロスを使っている分コクが出るので、ルーを１個少なくしてよいです。
ベジブロスは冷蔵庫で２～３日間保存できますが、使い切れない場合は容器に入れて冷凍庫で保存しましょう。

ベジブロスに向かない野菜
基本的にはどんな野菜くずでもＯＫですが、『アクの強いもの・苦みがあるもの・においの強いもの』はあまり多く入れない方が良いでしょう。具体的には、ゴーヤの種・ブロッコリー・カリフラワー・キャベツの芯・山菜などは、スープの苦味やにおいが強くなる原因になります。
また、紫色の野菜や玉ねぎの茶色い皮も、スープの色が悪くなる原因になるので少量にしましょう。

根菜類はみずみずしさを外に逃がさないよう皮に栄養分を集めていますし、葉野菜は外側の葉ほど
光合成しやすく、栄養分が集まっています。普段捨ててしまう部分にも栄養がたくさんあるのですね♪
ぜひベジブロスを使った料理で美容と健康を保ちましょう！

この物語は、南アメリカの先住民に伝わるお話です。
森が燃えていました。森の生きものたちはわれ先にと逃げていきました。でも、クリキンディという名のハチドリだけはいったりきたり。口ばしで水のしずくを１滴ずつ運んでは、火の上に落としていきます。 動物たちがそれを見て　『そんなことをしていったい何になるんだ』といって笑います。クリキンディはこう答えました。
『私は、私にできることをしているだけ』

【　ハチドリ　】
中南米と北米に生息する体長10センチ前後の鳥。ハチのように空中で静止して花の蜜を吸う時に「ブーン」という音を立てることが由来。

最終更新日 2017年03月18日(土)