WWFを知ろう☆ -1-
WWFを知ろう☆ -1-
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みなさんは「WWF」という組織をご存知ですか?
きっとパンダのロゴを見たことがあるという人は多くいると思います。
しかし、実際にどのような活動をしているか知っている人は少ないのではないでしょうか。
そこで、今号と次号の2回にわたり「WWF」についてご紹介したいと思います☆
「WWF」って?
「WWF」は、「World Wide Fund for Nature(世界自然保護基金)」の略称で、絶滅のおそれのある野生生物を救うことを目的に1961年に創立されました。現在ではスイスのWWFインターナショナルを中心に、50以上の国々に拠点を置き、100を超える国々で地球規模の活動を展開しています。スタッフは世界中に5000人以上、サポーターは500万人もいるそうです!3つの使命
WWFは地球規模で自然と調和して生きる未来をつくるために、3つの使命を掲げています☆1.世界の生物多様性を守る
生物多様性(=生きものの豊かな個性とつながり)が私たち人類に多くの恩恵をもたらしているというだけでなく、その生物の存在自体に価値があるという考えに基づいて、野生生物の生息地を守ること、野生生物とのつきあい方をより良くしていくことを目指しています。2.自然資源の利用を持続可能なものにする
現在行われている自然資源(※)の浪費や破壊が、未来の負の遺産とならないよう、次の世代へ豊かなままの自然資源を受け渡せるよう、持続可能な利用のあり方へと変えていくことを目標としています。
※自然資源・・・人間に利用される自然のなかの物質、および、物質生成の源泉となる環境の働き。 無生物資源(土地・水・鉱物など)と生物資源(森林・野生鳥獣・魚など)がある。3.環境汚染と浪費的な消費の削減を進める
行政・企業・消費者が環境負荷の低いものを率先して選択するよう、また環境に配慮した活動が評価される社会に変わるよう働きかけていきます。活動内容 ~地球温暖化~
WWFは温暖化の悪影響に関する調査でその脅威を広く伝え、社会の意識を変える活動や、世界各国のエネルギー事情を調査し、エネルギー源(火力・水力・風力・太陽光など)のバランスを提案し、推進する活動を行っています。
また、WWFと企業が協力し、企業の温室効果ガス排出削減の計画とその実施を行っていく「クライメート・セイバーズ・プログラム」も実施しています。企業は、WWFとの間で温室効果ガス削減目標を設定し、その実行をWWFと第3者認証機関が検証します。この度、参加企業であるソニー株式会社が、「2015年度までに30%削減(2000年度比)」という目標に対して41%の削減を実行し、目標を大きく上回ったそうです☆このように、「WWF」が地球単位で環境保護に取り組む団体だと知っていただけましたか?
今回は使命や活動内容の一部をご紹介しました。
次回は他の活動内容のご紹介です!お楽しみに♪この物語は、南アメリカの先住民に伝わるお話です。
森が燃えていました。森の生きものたちはわれ先にと逃げていきました。でも、クリキンディという名のハチドリだけはいったりきたり。口ばしで水のしずくを1滴ずつ運んでは、火の上に落としていきます。 動物たちがそれを見て 『そんなことをしていったい何になるんだ』といって笑います。クリキンディはこう答えました。
『私は、私にできることをしているだけ』【 ハチドリ 】
中南米と北米に生息する体長10センチ前後の鳥。ハチのように空中で静止して花の蜜を吸う時に「ブーン」という音を立てることが由来。
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