子どもと学ぶエコ絵本☆
子どもと学ぶエコ絵本☆
- LIFESTYLE
お子さんとエコについて話したことがありますか?
今回はご家庭でお子さんと一緒にエコを学べる絵本をご紹介します♪
「もったいないばあさん」シリーズ
作:真珠まりこ 出版:講談社
日本特有の「もったいない」は、小さな子どもに理解させることが難しい言葉です。
そんな「もったいない」をインパクトのある絵でわかりやすく教えてくれるこの絵本は、多くの国で出版されている人気シリーズです。
この絵本を通じて、日々の生活の中にある「もったいない」にお子さんが気づくようになったり、「もったいないばあさんが来るよ!」と親が注意するようになったりした家庭もあるようです。
「ピーマンになっちゃった!~のこさず たべよう たいせつな いのち~」
作:さささとこ・かなだたえ 発行:熊本県
食品ロスを減らそうと熊本県が制作した絵本。
インターネット上で公開されており、印刷して絵本を手作りすることが出来ます!
ピーマン嫌いな姉弟がピーマンに変身したことをきっかけに、食べ残しについて考えるお話です。
ぜひ、好き嫌いが激しいお子さんと一緒に読んでいただきたい絵本です。
「ウミゴミラ」
作:しらいかつじ・こばやしみき 発行:香川県
海洋ゴミをテーマに香川県が制作した、海の青色が鮮やかな絵本。
海にあるたくさんのゴミが集まって生まれた怪物に、海に住む善良な怪獣“ウミゴミラ”と町の子どもたちが力を合わせて戦いを挑みます。
インターネット上で公開されており、他にも「海ごみ大図鑑」という、海洋ごみを図鑑のように記録していくユニークな冊子もダウンロードできます。
実際に海に行ってゴミを見つけたくなります。
「タンポポたいへん!」
作:シャーロット・ミドルトン 出版:鈴木出版
大好きなタンポポを食べて暮らしていたモルモットのクリストファーたちは、ある日、町中のタンポポを食べつくしてしまい、残った1本のタンポポを守るために行動していくというお話です。
「後先のことを考えずに消費し続けると、いつか世界から消えてしまうかもしれない」という深いメッセージを、ユーモアを交えた文章とコラージュを取り入れたかわいらしい絵で伝えています。
「ゾウの森とポテトチップス」
作:横塚眞己人 出版:そうえん社
私たちが食べているポテトチップスや、普段使っている洗剤等が、遠く離れた熱帯雨林のゾウたちの命をおびやかしている・・・。
遠い国の環境破壊は他人ごとではなく、私たちの生活こそが関係しているのだと考えさせられます。
過去には課題図書にも選ばれた、小学校低学年向けの内容です。
このように、エコ絵本には環境保全やフードロス等、様々なテーマのものがあります!
図書館や本屋さんにある絵本だけでなく、地方自治体が制作した絵本がインターネット上で公開されているので、ぜひ探してみてくださいね☆
エコ絵本をきっかけに家族みんなでエコへの関心を高めていきませんか?
この物語は、南アメリカの先住民に伝わるお話です。
森が燃えていました。森の生きものたちはわれ先にと逃げていきました。でも、クリキンディという名のハチドリだけはいったりきたり。口ばしで水のしずくを1滴ずつ運んでは、火の上に落としていきます。 動物たちがそれを見て 『そんなことをしていったい何になるんだ』といって笑います。クリキンディはこう答えました。
『私は、私にできることをしているだけ』【 ハチドリ 】
中南米と北米に生息する体長10センチ前後の鳥。ハチのように空中で静止して花の蜜を吸う時に「ブーン」という音を立てることが由来。
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